coins memo no.3

前回はこちら


で,もう一度coinsのテストスーツについてもう一度調べる.

ちょっとググってみたら東工大の佐々木研究室というところでcoinsを使って研究をしているらしく,wikiが見つかる.

...fmfm

なんぞ,testdriverは,そもそも86マシンではコンパイルが通らないものがあるんかい.

ああ,あとtestprepare.shを実行しておく必要もあるのか.

で,またMacOSX上でやり直す.
(以下,前回の続きの環境で)

まず,coinsの再コンパイル

$ cd coins
$ chmod +x build.sh
$ ./build.sh


でcoins/test/c/testprepare.shの中身を修正

#coins/test/c/testprepare.sh

# compile
if ! gcc -lm -o $OUT $SRC
の行を
# compile
if ! gcc -arch x86_64 -lm -o $OUT $SRC


で,走らせる.

$ cd classes
$ ../test/c/testprepare.sh -v ../test/c/*/*.c
$ ../test/c/testprepare.sh -v ../test/c/*/*/*.c
$ ../test/c/testdriver.sh -v -t x86_64-mac ../test/c/*/*.c
...
Compile error : 1 0%
Assemble error : 0 0%
Runtime error : 0 0%
Illegal result : 1 0%
Succeeded : 804 99%
Total : 806


おお,エラーがめっちゃ減った.

エラーログをみると

#errors.txt

../test/c/OptAdd/tpinline7.c # Illegal result
../test/c/Sample1/tptreetrav.c # Compile error


どうやら,こないだのfprintfのエラーはCPUへの対応に起因しているのかな.

Illegal resultの方はよくわからん.

どうにもこうにも,先ほどのwikiを見る限り,86マシンでは悪く無い結果だと思う.(wikiの更新日は2008/3/6なので..)

まぁSparcマシンをベースに作られているのでこの辺で諦めよう.
(ってか,Sparcマシンって絶対数少なく無い?...TR大学のWSにはUltraSparcのホストが今でもあるが...)


さて,次回からは最適化器をつくってみる.

続く.

ってか,もう寝て研究室いかねば.