iSCSI + TimeMachine 改 その1
前にも書きましたが，TimeMachineをiSCSI経由でバックアップする試行の続き．
今までの経過を簡単に．
- 自宅ネットワークだけでバックアップを走らせる
- MacBookのスリープの復帰時にいろいろめんどくさい(略
なのでこんなスキームを立てた．
- sleep時にTimeMachineを切って，iSCSIドライブをアンマウントする
ということを考えている．
今回は前者をやります．
Sleepwatcherで自動実行
まずは下準備．
MacBookは基本，いちいちシャットダウンせずにスリープに入れる．
しかし，sleep時にフックアップを実行する術が備わっていない．
ので，sleepwatcherというsleepを監視してスクリプトを実行するプログラムを入れる．
簡単な使い方として，ホームディレクトリに".sleep"と".wakeup"という
スクリプトを書いたファイルを入れておくと勝手に実行される．*1
Turn off the TimeMachine
昨日書いたスクリプトを改造するとこんな感じ．
tmOFF.scp
activate application "System Preferences"
tell application "System Events"
tell process "System Preferences"
click menu item "Show All Preferences" of menu 1 of menu bar item "View" of menu bar 1
click button "Time Machine" of scroll area 1 of window "System Preferences"
set X to button "OFF" of window "Time Machine" of application process "System Preferences" of application "System Events"
if X = true then
else
click X
end if
end tell
end tell
これを実行用にtmOFF.appで保存しておく
とりあえず，これを"~/.sleep_dir"にでも移動しておく．
umount the disk for backup
バックアップ用ディスクをアンマウントするAppleScriptを以下に．
set X to "TimeMachine" -- target drive's name
tell application "Finder"
try
eject X
end try
end tell
ん，"diskutil umount target"でアンマウントできるとおもったんだけど，
なぜかうまくいかない．理由はよくわからん．
で，これをumountTM.appとしてさっきのディレクトリに保存する．
~/.sleep
で，以下のような感じにスクリプトを書いておく．
.sleep
/usr/bin/osascript /Users/yourname/.sleep_dir/tmOFF.app
/usr/bin/osascript /Users/yourname/.sleep_dir/umountTM.app
で，最後にパーミッションを好みの感じに．
$ cd
$ chmod +x .sleep
ああ，いい加減なパーミッション設定ですね．個人用ですから．．．
これでおk．
チェック
では試してみましょう．
MacBookのフタを閉じると，スリープに入るんですが，入るまでに20から30秒ほどかかります．
なんか長くなった気がしますが，大丈夫でしょう．
そして，フタを開けると，iSCSIドライブがアンマウントされ，タイムマシンが切りになっているはずです．
次回は，cron用のスクリプトを書きます！
*1:実際はこれを/etc/rc.sleepかrc.wakeupが実行する．
